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ふじのくに静岡通訳案内士の会

通訳案内士の仕事および観光情報を発信しています。 お問い合わせはshizuoka-guide@e-mail.jpまで

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久能山東照宮にて研修会 

9月16日晴天に恵まれ、久能山東照宮をfusionメンバー12名で訪れました。
東照宮さんの特別なご配慮により権禰宜の、大沢様にご案内いただき、
改めて久能山東照宮の価値のすばらしさに触れる一日となりました

まずは、日本平側からロープウェイで屏風谷、地獄谷の上を、
遠景には駿河湾を見下ろしながら山に入りました。
海側より1159(いちいちご苦労さん)段の階段からでないと
入山できなかった孤立した地形から、
乱世には武田信玄が城としてふさわしい地に選び
徳川家康公は自ら、安らかにこの地に眠りたいと遺言された
歴史に思いをはせることができました

朝廷から東照宮大権現と神号を賜り、
後水尾天皇からおくられた勅額が上がっています楼門をぬける時、
蟇股に獏が彫刻されていますが、
獏は鉄や銅を食べることから平和の象徴とされています
長い平和を導いた徳川家の根底に流れるものを反映しているようです。

楼門前(16092014)   楼門前②(16092014)

手水舎でお清めして、上を目指す途中、
元々鐘楼だったところの鐘が太鼓に代わって鼓楼になっていることや、
五重の塔が取り払われているのは、明治時代、神仏分離令によるもので、
日本人の宗教観の変遷も感じました。

御社殿は、漆と金による豪華絢爛な外観で誰もが感激する場所ですが、
拝殿内に入れていただき、本殿と拝殿をつなぐ石の間を見下ろしたり、
内装の塗り直しされていない元の絵の部分を紹介されるという新しい発見もありました
国内に数ある東照宮建築の最古のものとして国宝に指定されている、
拝殿中央にある蟇股の彫刻の、「司馬温公の甕割り」の逸話を聞いても、
命の尊さを示しており、ここが平和の象徴とされていることがわかります

本殿内(16092014)   亀割り

そして、更に奥へと進むと御神廟があり、
家康公の御遺命により遺骸が埋葬されて西向きに建てられてあります。
ここで教わった三本のラインについてのお話は、
後に研究されたことのようですが興味深いものでした

1)駿府城、家康公の両親が子授け祈願した鳳来寺、
  父の生誕の地である岡崎城、京の都へ続く西向きのライン。

2)御前崎から久能山東照宮を結んだ延長上に富士山、
  さらに群馬県の世良田東照宮から日光東照宮に続くライン。

3)江戸城、日光東照宮、北極星を結ぶ南北ライン。

御廟所(16092014)

最後に、博物館の中では、徳川歴代将軍の兜や太刀を見ながら、説明をいただきました。
今では美術工芸品とも思える武具や、徳川家ゆかりの品が展示されておりました。
2015年は、家康公がこの地にお祀りされて四百年、大祭が斎行されるとのことですから、
国内外から多くの方に、
久能山東照宮を訪れて日本人の神髄にも触れていただけたら嬉しいですね

by Mayumi


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茶草場体験ツアー 

11月半ばの穏やかな休日、
掛川交流型ツーリズム事業の一環で、そふと研究室様が企画する
「茶草場体験モニターツアー」に参加してまいりました

朝9時過ぎに掛川駅を出発し、向かった目的地は粟ヶ岳
山斜面に大きく「茶」の文字
が植えられたヒノキで形取られています。
これまで、国道一号線バイパスからや、お茶の郷から遠くに眺めていましたが、
間近で見ることができ、ワクワクと嬉しくなりました。
そして何よりその下にこんなに素晴らしいお茶畑が広がっていたなんて
 粟が岳「茶」②   東山の平面茶畑

この辺りは東山という呼ばれる茶園で、
「世界農業遺産」に指定された茶草場農法を取り入れたお茶作りをしています
秋になると、年に一度、周辺草場の笹やススキを刈り取ります。
それを束にして干し、乾燥したところで細かく裁断し、茶畑に敷き詰めます。
これにより、保温保湿効果が得られるそうです
昔からこのような農法を行っていたそうですが、
これにより、多様な草花や昆虫の生息環境を保たれているとわかり、
偶然なのか先人の知恵なのか、後世に残すべく世界農業遺産に指定されたわけです
IMG_0056.jpg  IMG_0036.jpg  IMG_0048.jpg 
           IMG_0038.jpg         IMG_0060.jpg

実際に草刈りと束ねの作業を体験
やり方を教わってひたすら刈る、束ねる・・・
見渡す景色の良さもあり、気持ちの良い時間でした
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ガイドくださった東山地区の農家の女性の解説も素晴らしかったですし、
地元の方々に温かなおもてなし美味しいお茶や季節の味わいに触れることができ、
すっかり和みの気分で癒されました
東山いっぷく処でいただいた深蒸し茶は言うまでもなく、美味でございました。 
     
IMG_0064.jpg  IMG_0065.jpg  IMG_0066.jpg 
            IMG_0059_2013112116104436f.jpg   お茶の花③

粟ヶ岳頂上の景色はまた格別でした
お天気にも恵まれ、眼下に見る茶畑と遠くに流れる大井川
この日は少し霞んでしまいましたが、富士山が見える日もあるそうです
紅葉もきれいでした。たくさんの桜の木も見つけました。
春、それはきっと見事な花景色でしょう。是非再訪したいです
IMG_0052.jpg    IMG_0053.jpg

山頂にある阿波々神社裏手に広がる森
マイナスイオンたっぷりのまさにパワースポットでした
精気を授かれそうな気がします。
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午後は東山を後にし、旧東海道の日坂宿の旅籠・川坂屋を見学。
江戸時代にタイムスリップ。
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更に小夜の中山峠の古刹・久延寺に立ち寄りました。
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その後、枕草子にも名前が記され、”思いのままに願いが叶う”と言われる
「事任(ことのまま)八幡宮」にお参りをしました
ご神木の大杉は、坂上田村麻呂が植樹したと伝えられています。
IMG_0097.jpg   IMG_0112.jpg

豊かな自然と歴史に触れることができた貴重な一日でした
最後に掛川市役所に立ち寄り、参加者の皆さまと意見交換をしました。
この市役所建物のデザインも、茶畑を模しており、防霜ファンまであって感激でした
17年前の建築後、光熱費も抑えられたグッドデザインだそうです。素晴らしい!IMG_0114.jpg 夕方なのでちょっと暗くて残念・・

地元の方々、参加者の皆さま、掛川市役所の皆さま、素晴らしい出会いに感謝です
また、このようなツアーを企画され、お誘いくださったそふと研究室坂野様、
いつもながら癒しの時間をありがとうございました
(そふと研究室様のHPはこちらhttp://soft-labo.net/
新たな静岡の魅力を発見できました。

この感動を是非多くの皆さまにお伝えできるといいですね。

by Hiro

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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静岡ツアー 

                 静岡ツアー 


ビジネスで、しかもたった4日間東京に集結している、8名の各国製薬関連の企業戦士たちが、
そんな中ひと時の日本を楽しみたい富士山の近くに行ってみたいというわけで、静岡にお越しくださいました。
『日本平』で富士山を仰いで『東照宮』、『牧ノ原』でお茶、茶会体験というコースをご希望されました。

日本平ホテルからの富士山の眺望絶景をお見せしたかったのですが、あいにく
曇り空で富士山は姿を現してくれません。 それでも写真を撮っておられる姿に、
申し訳ない思いです。
ロープウェイ9:30を前倒しで、始発9:10に乗り込み、東照宮に早めに向かいました。
東照宮はもちろん、たまたま当日から始まる「日英交流400年祭(家康とジェームス王1世」の
博物館展示も楽しんでもらいたいし、400年前の鎧、刀なども見てほしいと欲張るので
大忙しです。
5名の方は、ほんの3時間ほど静岡を楽しんで、午後からまた会議だとか・・お気の毒デス。

境内は小学生の団体、県外会社の慰安旅行の団体でとてもにぎやかでした。
ロープウェイも混んでくると5分間隔運行になります。
(これは時間制限がある場合助かります。FITのケースは当日の団体数を事前チェックするといいと思いました。)
午前帰還組の新幹線の時間に間に合わないと大変です。
東照宮入口で「もし私を見失ったらここに必ず11;40までに来てください!」
と念を押して楼門から説明です。
どんなパーティにも、自分の好きなように貴重な時間を使いたい人はいます。
あちこち好きな写真を撮るのが忙しい2,3人ついてきません。
そして集合時間前ですが、1人いません
アクティブな方がお一人でなんと1100段の海側の階段を下りて行ってしまわれたようで、、
あとから「風と海の景色が何とも気持ちよかった!」と本人はにっこり笑って。
お仲間から彼は早朝、ホテルの周りをジョギングしてきた方だと聞いて、なるほど・・でした。
ご無事でよかったです。
午前中組を送る日本平から静岡駅までのバスの中、全員で“富士山の歌♪”を歌って・・
歌詞カードを手に、口ずさんでいる方の口元にマイクを。マイクが来た方は決まって照れ笑いです
せっかく打ち解けたのに、、もうお別れです。 残念!!
「是非またいつか美しい富士山を見にもう一度静岡に来てください!」と言うと”YES“の合唱が嬉しかったです。

一日組(3名)を乗せてバスはお茶どころ『牧之原』に・・。
グリンピア』ではお茶畑で実際にお茶に触れながら、
1時間ほどお茶の説明をしていただきました。
お茶の製造工程はビデオ観賞です。
健康に良いお茶にはとてもご興味があるようで、いろいろ質問が出ます。
実を見つけて、剥いた種を出して、これを持って帰ってまいたらお茶の木はできるか?
挿し木の方がいいのか?とか肥料は、農薬はどうしているとか・・
それは残留しないのか?などなど。
そして、お茶づくしのランチを堪能して、、「これで、私達の寿命は2日位伸びたかな?、
これからお茶の郷で、お茶をたくさんいただくから1週間くらいは伸びるから!」と
冗談で笑っているうちに、お茶の郷に着きました。
館内を、とても愛嬌のいいお姉さんがノリノりでご案内して下さいました。
展示品それぞれ興味深そうでしたが、中でも、3人で大笑いしてうけたものがあります。
「この形は何のためでしょう?」と聞いてもどなたも??。 正解を伝えると、
「ワッハッハ~」と大うけです。皆さん、お分かりですね。 
―おひげが汚れないように縁にひげカバーが付いているティーカップです。
“ムスタッシュカップ” さすが、紳士のお国、イギリス製です。

ムッシュカップ  お茶の郷 F1

ご案内のお姉さんによると、これは国民性がすごく出るようで、西洋の方には大うけでも
アジアの方がたには全く・・のようです。文化の違いが面白いですね!
抹茶作り体験も楽しみました。一生懸命石臼を回して・・挽いた抹茶はお土産で。。

さて、メインのお茶会です。 おじぎの仕方が3人とも可愛いっ! 
神妙な顔で私の指示を真似てくれます・・
お抹茶の渋さも苦さも好きだとは、かなりの日本茶通です。

お茶の郷F修正お手前

4畳の小さなお茶室もご案内いただき、にじり口の小ささに驚き、なぜ??と
不思議がる所に,「利休により完成された茶道。お茶室の中では平等、身分の差はない。
だから、武士も刀を置いて身を屈めて謙虚な姿で入るように、わざと小さく作ってあるのです。」
というと、Umm と納得されて・・。
日本文化の深淵な部分に触れて、感動されておりました。 

売店では、ほうじ茶、玄米茶、煎茶、抹茶と全種ご購入です。
帰国されてお茶を楽しまれる様子が目に浮かびます。 
お湯の温度だけはそれぞれ守って下さいとお伝えして・・
静岡のお茶、美味しく飲んでいただけたら嬉しいですね。

東京の会議の合間に箱根を越して静岡まで富士山を見に!というのが
定着してくれるといいなあ・・
とか思いながら静岡駅に到着。無事に新幹線にお乗せして業務終了しました。

FUSIONのおもてなしの心が、海外のお客様に伝わり、楽しい時間のお手伝いができたら、
お役に立てたら嬉しい限りです。
 
ありがとうございました。
                by akiko

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名刹臨済寺 

名刹・臨済寺

10月15日、静岡市葵区にある臨済宗妙心寺派の禅寺、古刹『臨済寺』の特別公開に行ってきました

臨済寺』は今川家の菩提寺ですが、現在は全国各地から修行僧の集まる道場となっている為、
普段は外から眺めることしかできません。 
年二回(春、秋)、文字通り、特別に一般公開していただけるのです。
年に二回だけの公開とあって、数多くの方が楽しみにして訪れます。

2臨済寺2 s臨済寺
         本堂                   座禅堂

当日は『摩利支尊天の法要が、厳かに執り行われておりました。
境内に、多数の僧侶による読経が響き、心が引き締まる思いでお参りしました。

明治以前は、『浅間神社』に鎮座されていたものが、神仏分離の令により、ここ『臨済寺』に移されました。
もともとインドで、日月の光、陽炎を神格化したもので、常にその形を隠し、障難を除き、
利益を与えるという神です。
日本では“武士の守り本尊”とされ、特に徳川家康公の信奉の厚かった、“戦いの神”です。


秋の小雨が舞う古刹は、それは、趣深く、悠久の時の流れをしみじみ感じます・・・

国の重要文化財に指定されている、大方丈(本堂)をはじめ、『臨済寺』は貴重な文化財の宝庫です。
今川家と徳川家の代々の立派なご位牌が、仲良く並んでいて、不思議な気持ちですぐ真近に拝めます。

今川義元公をはじめ、代々の徳川将軍の直筆の書や絵画一休和尚直筆の書「佛道」、雪舟の「山水画」、
写真が趣味だった慶喜公の「写真帳」には、当時の『臨済寺』のセピア色の写真が・・・
等々大変なお宝の数々です。

7寺 5寺
     徳川家康公筆            今川義元公像  今川氏輝公像

こんな恐れ多いお宝が、本堂の壁に掛けられて、目の前を遮るものは何もないのです。
寅年の家康公の「」の書の筆の運びから、その息遣いまで感じられるような・・そんな距離で拝見させていただきました。

そして、なんと、撮影も可能なんです。
多くの見学者にとって、なんて寛大でありがたいことでしょう! 皆さん、ビデオカメラ、高級カメラ持参でした。
私も、カメラでフラッシュこそ遠慮して、所蔵品を少しだけ、撮らせていただきました。

裏山の頂には「夢想庵」とよばれる古い小さな茶室があります。
長い長い時を経過した体の色あせた回廊を踏みしめ登る先は、”侘び・寂び”の幽境地です。
とても、趣のある庵です。
京都の大徳寺「南朝亭」の写で、炉は慶喜公のご愛用の物とか。

9寺 8寺
      「夢想庵」              「夢想庵」からの展望・・

「夢想庵」という名が相応しい、さながら簡素で、品格のある空間です。
茶室から、お庭(池泉回遊式、桃山~江戸にかけて完成)を挟んで、境内・伽藍を見渡せます。


・・ちょっとここで余談ですが・・

お庭の軒下の石畳に、小さな、蛙、亀、猿の石像(?)がそれぞれ向き合って置かれています。
ふと目に留まり・・”何気なくて、素朴で、素敵!いいなあ・・”と、しばし眺めていました。。
三匹で何を話しているんだろう?
何か”言われ”でもあるのでしょうか?(ご存知の方、教えてください!)

10臨済寺



臨済寺大方丈は、2回戦火に遇い焼け落ちているそうです。

1568 武田信玄により焼き打ち
1572 正親町天皇勅命により、信玄、再建
1582 徳川家康により焼き打ち
1582 家康、再建

茶室に続く回廊のみが、延焼をを免れたということです。
それにしても、いにしえのつわもの達は何故にすべて焼き打ちしてしまうのか?
先住者の形跡を消し去ることで、怨念さえもなくなるとでも・・・??と独り言。

それにしても、モッタイナイ!もったいないなあ! 
どれほどのお宝が灰になってしまったんだろう・・とぶつぶつ。

本殿の一画に、「竹千代君手習いの間」が復元されています。

臨済寺

臨済寺は戦国時代、今川義元の軍師でもあった太源雪斎が住持していたお寺です。
幼少時代の家康公が今川家の人質になり、駿府に住みここ臨済寺に通い、
雪斎禅師より字を習い、書史を読み、兵書を学んだという部屋です。

薄暗い4畳半の部屋を見渡し・・”こんな部屋で、日本の歴史に大きな足跡を残す人を作ったんだなあ・・”
と感慨深く想いをはせているそんな時、後ろで子供が“竹千代くん・・てぇぇ・”と読む声が聞こえ、思わず笑顔に。

近くて遠かった、『臨済寺』。
静岡に生まれ育ってウン十年。 今日初めて、『臨済寺』に脈々と流れてきた長い”時の証”に、
先人たちの想いや足跡に、”生”で触れたような・・そんな気がして、感動しました。

心がちょっとだけ豊かになったような・・有意義な一日でした!
素晴らしい、名刹です。

まだ、公開の機会を逃している方・・来春は必見ですよ~『臨済寺』!


最後に・・いろいろご説明下さいました僧徒様、ありがとうございました                     by Akiko

秋月に響くいにしえの音色 

10月10日(祝)、静岡市清水区の鉄舟寺に伝わる
「薄墨の笛」のコンサートに行ってきました
800年程前に、同寺の前身である久能寺
源義経が寄進したと記録が残っているそうです。

由緒正しき源氏に受け継がれた笛、
つまり、源義経が京都で弁慶と出会った
あの有名なシーンで吹かれていた笛
…ということです

境内のかがり火おぼろ月に出迎えられて
本堂へ入っていくと…
まもなく誘われる中世の世界への期待感が高まっていました

ろうそくの灯りと、月明かりのみが照らす幻想的な本堂の中、
語りは俳優の江守徹さん、重厚な声が響きます
琵琶奏者の田原順子さんの演奏と
「祇園精舎の鐘の声~」の唄で始まる平家物語
まるで中世に戻ったようでした

その後、いよいよ世界的横笛奏者である赤尾三千子さんによる
「薄墨の笛」の演奏と共に、さらなる異空間へ・・・
赤尾さんは映画の「レッドクリフ」で吹き替えもされた方だそうです。

毎年秋に鉄舟寺で開催されていたコンサートなのですが、
来年は静御前の生まれ故郷、四国での開催となるそうです。
静岡から3日間のツアーも予定されています。

薄墨の笛縮小

日本古来の楽器の調べには、オーケストラにはない世界観がありますね
今回のコンサートを機に思い出したのが、
その魅力を引き出し、世界に衝撃と影響を与えた武満徹氏の活躍です。
武士道・茶道・禅にも通じる「侘び」の世界が音で表現されたような感じです。
鉄舟寺のコンサートは、800年前と変わらない月と笛の音が誘う世界
日本人に流れる心が脈々と受け継がれて、初めて感じ入る境地なのかもしれません。
奥が深い・・・です 

                                                                                                           by Hiro