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ふじのくに静岡通訳案内士の会

通訳案内士の仕事および観光情報を発信しています。 お問い合わせはshizuoka-guide@e-mail.jpまで

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富士ナビゲータ その3 

富士山の植物

富士山御殿場口新5合目周辺は、もともと緑豊かな所だったものが1707年の宝永
山の大噴火による火山灰に覆われてしまったため大きな樹木がとても少ない所です。
樹木が少ない分だけ遮るものがなく富士山のビューポイントとしては此処が最高で
す。保水性が悪いためなかなか植物が育たないこの地に100年計画で緑を復活させ
ようと言う取り組みがいま各ボランティア団体によって行われています。7月24日
には30人ほどのの家族連れボランティアが植樹活動に来ていました。リーダーによ
ると、此処に植えられる植物はほとんどすべてこの地に自生しているバッコヤナギ、
ウリハダカエデ、ミヤマハンノキ、ふじあざみなどで、挿し木や種から一定の大きさ
に育てたのち計画的に植えられているそうです。

バッコヤナギ:
漢字では”婆っ子柳”とも”跋扈柳”とも書くようですが富士山でごく一般に見られ
る植物です。成長が遅い分どっしりと大地に根をはやしているようで、曲がりく
ねっって節くれだったような幹がお婆さんのように見えるからこの名が付いたのかも
知れませんね。そういえば山開きの頃はバッコヤナギがタンポポのような綿毛が飛ば
していましたっけ。
ばっこうやなぎ

ふじあざみ:
富士山周辺に多く見られる事からこの名が付いた日本最大の薊です。フジアザミが生
えているのを見るとサンゴの海のオニヒトデのようでうっかり触るものなら痛い棘の
攻撃に会いそうです。火山灰に深い根を下ろすため土砂崩れを防ぐのに役立ちます。
ちなみにこの根は食べられるそうです。花が咲くのは8月下旬だそうですが、案内小
屋の裏にある一株だけが早々とつぼみをつけていました。
ふじあざみ

しもつけ草:
ちょうど今頃が見ごろの可憐なピンク色の花をつけるバラ科の低木です。登山道をあ
えぎながら登る登山者にとっては一服の清涼剤になるのは間違いありません。
しもつけそう 
阿栗
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長崎弾丸ツアー 

1泊2日で友人のKさんと長崎へ行ってきました♪ 今回も前回の福岡と同じく、新幹線での旅

午後1時に長崎へ到着。ちゃんぽん発祥の地と言われる「四海楼」というお店へ
行ったのですが・・・ なんとお客が多すぎて受け付け中断中。泣く泣くあきらめて
別のお店でちゃんぽんを食べました。
近くの中華屋さんで食べたのですが、やはり本場の味♪ 錦糸たまごがのっていたり
麺も太麺で、本当においしかったです(^^)
長崎1 

ちゃんぽんを食べた後は、グラバー園に行ったのですが、とにかく暑い・・・
そんな時やっぱり食べたくなるのは冷たいもの。
で食べたのは・・・
長崎2 

グラバー園の後、「瑠璃庵長崎工芸館」というお店へ。ここは長崎の伝統工芸のビードロや
ガラスのグラスなどの専門店。ここのご主人が本当にいい方で、カステラのおいしいお店から
おススメの居酒屋まで、親切に教えてくださいました。ちなみに教えていただいたカステラ屋
さんは 岩永梅壽軒。手作りでカステラを作っているのはここだけのようです。ということで
人気もあり、翌日の予約の電話を入れたのですが、すでに売り切れ(T_T) 残念です・・・

2日は、原爆資料館や浦上天主堂のあたりを散策した後、お昼は皿うどん。
長崎4
入った思案橋のお店は、NHKの龍馬伝の出演者のサイン色紙がいっぱい飾ってありました。

お昼のあとは、別のお店でちゃんとスイーツも堪能しました
長崎3 


この他、長崎は、トルコライスやジャンボ茶碗蒸し、しっぽく料理などまだまだ 名物があり
ます。1泊2日では食べきれなかったけど・・・ 次回はぜひ他のものも食べてみたいと
思っています


RYOKO




中国の豆記者訪静団(7/20) 

中国から48人の”小主人報”の豆記者たちが静岡にやってきました。”報”と言う
のは中国語で新聞という意味で中国では新聞に興味のある小学生を集めて日本の課外
活動のような訓練組織があるようです。今回やってきたのは主に山東省からの豆記者
たちです。

最初におとずれたのは県庁のメディアに向けて県知事が発表を行う広報室でした。こ
こで静岡の概要の説明を受けた豆記者たちは大人顔負けの鋭い質問をあびせて説明の
担当者を立ち往生させる場面もありました。彼らのほとんどが初めて日本を訪れたも
ので、静岡の印象はやはり緑が多く町がきれい、空気がきれいということから環境保
護に対する質問が多かったです。ゴミ箱が少ないのに町がきれいなのはなぜという質
問は目の付け所の良さを示していると同時に中国の環境に対する子供ながらの関心の
高さを示していると思いました。
写真1


次に訪れた県会議場では、県会のしくみや活動、静岡県の産業などについての説明を
受けました。静岡県は日本のほぼ中心にあり、日本一と言うものが最も多い県である
ことに感心した様子でした。1937年に建てられた県会議場の重厚な雰囲気を彼ら
はどう感じたのでしょうか?
写真2


最後に静岡新聞、SBSを訪れ、新聞の作り方、放送の現場などを見学しました。2階
を突き抜ける高さの縦型のカラー印刷機の前では黒に始まって青、赤、黄色と順次印
刷してカラー紙面が出来る仕組みに豆記者たちは興味を示している様子でした。
写真3


豆記者たちが帰国してどのような記事を書くのか見てみたい気がします。

阿栗
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富士山ナビゲーター その2 

頼もしい先発隊に続き、私も7月3日より3日間、
須走口観光案内所に詰めました。
お天気は曇り時々雨・霧、気温は17~18℃
週末ということもあり、次々と登山客が訪れました。

案内所には富士登山ナビゲーター、森林保護のパトロールの方々、
地元小山町のシルバーさんたちが交代で勤務しています。


須走口にて 001

私たち通訳案内士の主な業務は、
観光案内・外国人登山者への対応です。

かなりの薄着で登り始める方々が多いことにも驚かされます。
そんな方には「上は冬と同じなんですよ
などと言って声かけをします。
荷物の中にそれなりの装備があって問題ない場合がほとんどですが、
それでも「万が一」ということもあります。
私たちの声かけが事故を未然に防ぐことに繋がればいいかな~と思います。

それから、山梨側の登山口から登り、下山ルートをまちがえて
静岡側の須走へたどり着く、「道迷い」の方が
とても多いと聞いていました。

日本人でも迷ったり、仲間とはぐれたりする程です。
年々増える外国人登山者の「道迷い」もそれに伴って増加しています。
シーズン始めでまだ込み合う時期ではないけれど、
実際に何件かの外国人の「道迷い」に遭遇しました

まずは「下山コースを間違えてしまった事実」を地図を見せながら説明。
やっとの思いで下山した後に聞かされるには、ショックが大きいのでは。。
と想像しました。

次に、励ましつつ、どこへ戻りたいかの希望を聞きました。
車が山梨側の5合目駐車場にあったり、友人と違う登山口に下りてしまったり。。。
そういう場合は、自分が登り始めた登山口までのアクセスを説明しなければなりません。
東京へ戻りたい方にも、その手段をお伝えしました。

富士登山が少しでも快適になる一助になれたら、幸いなことです
五合目に遊びに来られるだけでも、十分楽しめると思います
雄大な山と癒しの森林、かわいい鹿たち、売店のきのこ料理、
何と言っても下界が30℃超えの日には、最高ですよ
                by Hiro











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富士山ナビゲーター その1 

7月1日、いよいよ富士山ナビゲーターの活動が始まりました。早朝5時半に自宅を
出発し1時間40分で標高2000メートルの須走口につきました。
138号線から”ふじあざみライン”へ入ると新緑のトンネルの中濃い霧が立ちこめ
運転は慎重を要しました。標高が上がるにつれ霧はうすれ真っ青な空の中雄大な
富士山が全景を現しました。
富士山1

息を呑む美しさとは正にこのためにある言葉といっても過言ではない絶景でした。
早朝ということもあって須走口にはほとんど人がおらず、しばしの間この景色を
独り占めする幸せを味わうことができました。

真新しい須走口登山・観光案内所には新たに富士山ナビゲーターの看板がつけられ
活動への実感が湧いてきます。暫くすると、目の前に一頭のにほん鹿が現れ、かなり
近づいても逃げようとはしません。一緒に詰めているシルバーボランティアの話に
よると以前はカモシカがいたが最近はにほん鹿が多くなったそうです。
富士山2

この日は、午前中NHK、午後にフジテレビの取材がありました。7月1日から
中国人に対するビザの発給が緩和されたため、各地に中国人観光客が来ることを
予想しての特集の一環としの取材だそうです。テレビ取材を受けるのは初めて
でしたので緊張しました。先方の要求に従って色々なカットを撮影するのですが、
実際に使われるシーンはほんの数分でした。緊張していたので此処の写真を
撮り忘れてしまいました。

7月2日、御殿場口の早朝は、昨日と同じ快晴の富士山でした。御殿場口は、
標高が1440メートルと4つの登山口の中で最も低く登頂には時間が
かかる事から下山する客が多い登山口です。このルートの特徴は、1707年の
宝永山の噴火による火山灰が斜面を覆っており、大砂走りと呼ばれる斜面を
まるで走るように下ることが出来ることです。富士山本体が赤茶けた山容なのに
対し宝永山からの火山灰は黒く(スコリア)はっきりとしたコントラストが
見られ地質学上のいい勉強になります。
富士山3

8月1日は此処で富士登山駅伝が開催される予定になっています。大砂走りを猛烈な
スピードで下るシーンは毎回のハイライトとして有名ですね。この日も自衛隊の人た
ちが練習のため走っていました。
富士山4 

阿栗
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