FC2ブログ

ふじのくに静岡通訳案内士の会

通訳案内士の仕事および観光情報を発信しています。 お問い合わせはshizuoka-guide@e-mail.jpまで

05 «1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.» 07

WCSMOエクスカーション添乗 

6/13~17まで静岡グランシップで
WCSMO国際会議が開かれました。
その中日に当たる15日午後、学会出席者の皆様
地元静岡にご案内するバスツアーに添乗しました
コースはA・Bの2コース
私たちはBコースの中型バスをそれぞれ1台ずつ担当しました

まずはグランシップを出発
最初の目的地、牧ノ原大茶園の中に位置する『お茶の郷』では
館内ガイドの方がウェルカムティーと供にお出迎えしてくださいました。
今月のお茶は梅のフレーバーティー(梅風味の緑茶)です

ここから館内ガイドの方の解説を通訳。
中国、トルコ、チベットなどの喫茶風景
リアルサイズのレプリカで体験できます。
中国雲南省にある樹齢800年という大茶寿のレプリカ
2階から3階に突き抜けています。これもリアルサイズ

そして展示品と供に、お茶の歴史・文化などの解説を受けると、
今度は地元の深蒸し茶のサービスが待っていました。
スタッフの淹れてくださるお茶はさすが美味でした

その後の自由行動では、ほとんどの方が「抹茶挽き臼体験」をされました。
みなさん上手に挽き臼を回し、抹茶をお持ち帰りでき、
おもわずにっこりですWord Tea Museum(for upload)
 
館内でいただいたお茶がおいしかったのでしょう
売店では多くの方が静岡緑茶を買われていきました。
バスの中でご紹介した抹茶ソフト、ほうじ茶ソフトも人気でした
お茶のコーラもご紹介したのですが、緑茶に人気を奪われたようです。

『お茶の郷』を出発すると、次は大井川にかかる『蓬莱橋』
ギネスブックにのる「世界でいちばん長い歩行者用の木橋」です。
よく時代劇の撮影で使われる897.4Mの橋を
ほとんどの方がいちばん端から端まで往復されたのには驚きました

バスの中では日本の歴史と供に、江戸時代の政策により
大井川に橋を架けることは禁じられており、当時の川越の様子
浮世絵のコピーを見せてご紹介しました。
水かさによって決まる当時の渡し賃
現在の円・ドルに換算してお伝えしましたが、意外と高いものですね

茶畑が広がる牧ノ原台地・大井川を後にし、
静岡市にある静岡油化工業様を訪れました
豆腐の副産物である「おから」から
バイオディーゼルバイオエタノールといった燃料を生産する会社です。
他にもいわゆる「廃棄物」となる天ぷらなどの「廃油」
給食センターから出る「野菜くず」、「コーヒーかす」などなど・・
通常なら廃棄されてしまうものが、「地球にやさしいバイオ燃料」へと
生まれ変わるのです

他国ではバイオディーゼルの原料として、
「とうもろこし」や「さとうきび」などを使う国が多いのですが、
これらは食用や飼料用などへの価格的な影響という課題があります。
ところが、この会社の原料はすべて「廃棄物」なので、その心配はないのです
精製のために工場内で稼働している機械やボイラーの燃料もすべてが
廃棄物からのリサイクル燃料、廃水さえも出さない、無駄が一切ない
「資源循環リサイクルシステム」
が確立していました

Bio Fuel Company①    Bio Fuel Company②

実は私たちが訪れた日は、新工場が本格稼働する前日でした。
帰り際に、社長がそっと
『採算とか利益を優先していたらできないですよ。
世の為社会の為に貢献できたらいいんで・・』
とつぶやいておられました
こんな素晴らしい発言、お伝えしないのは
それこそ「もったいない
帰りのバス中できっちり伝えさせていただきました。。
皆さんが感激されたことは言うまでもありません

あっという間の半日ツアーでしたが、
静岡や日本の良さを味わい、楽しんでいただけたら嬉しい限り
これからも静岡の素晴らしさをお伝えしていきたいです
                            by Akiko & Hiro
スポンサーサイト



通訳案内士  :  trackback 0   :  comment 0   

茶のまちSANPO♪ 

梅雨の晴れ間の6月初旬
昨年、世界お茶まつり「茶商ツアー」でもお世話になった
『そふと研究室』さんが企画された「茶のまちSANPOツアー」
友人と供に参加しました

茶どころである静岡茶町周辺のウォーキングツアーです。
一般にはなかなか解放されない「静岡茶市場」を見学

この時期は県外の二番茶の競りでした。
写真はその様子ですが、
農協などを含む生産者さん  → のキャップ
荒茶の購入者である茶商さん → のキャップ
仲介者である静岡茶市場職員、→ のキャップ
3者の立場はキャップの色ですぐわかります。 

         茶市場①  

拝見盆と呼ばれる黒いお盆に、サンプルの荒茶
ずら~っと並んでいます。
手で直接触って重さや形状、色を見たり、
鼻にお茶がついてしまうほどに近づけて香りを確かめる
検茶を真剣に
行っていました。
取引が始まると、「チャチャチャっ」と手拍子があちこちから。
これは取引成立の合図です
お忙しい中、説明してくださった増田社長(写真左)、ありがとうございます 

         茶市場②       茶市場③

片隅では、検茶碗に荒茶と熱湯を入れて
味や香りを確認する作業も行われていました。
私たちもちょっと真似させていただきました

その後、個性の異なる茶商さんを3件、訪問しました。
最初が『前田金三郎商店』さん、
ご説明くださった前田冨佐男さんは「TVチャンピオン」の初代お茶通王です
製茶工場を詳しくご説明くださいました。
また、お茶に合うお菓子の研究も始められ、
いろんな種類のお茶フレーバーが楽しめる「茶っふる」が大人気です
とにかく食べて驚きますから、一度お試しあれ 
  
        ちゃっふる

次に、『小島康平商店』さんを訪れました。
ここでは、「山のお茶」と呼ばれる本山茶を各種
テイスティングさせてくださいました
普段こんなに高級なお茶を飲み比べるなど、なかなかできるものではありません
このお店には日本に5人しかいない「茶師十段」の鈴木義夫さんがいらっしゃり、
そのブレンド茶を購入できます。
深蒸し茶が人気と言われますが、低めの湯温で淹れる本山茶の甘みはとても贅沢で、
リラックス効果は抜群だと思いました

     本山茶サンプル        本山茶テイスティング

最後に訪れたのは『山壽杉本商店』さんです。
ここは「ほうじ茶」にこだわり抜くお店でした。
一番茶のみを贅沢に使用し、三通りの炒り方で焙じたものを
更に焙煎黒ごまを加えてコクを出した奥深い薫り・・・
ほうじ茶好きにはたまらないと思います
また、パッケージにもセンスとこだわりが光っていました 

   焙じ茶      焙じ茶パッケージ

朝8時からお昼頃までのふらっと茶のまちSANPO
大型バスツアーでは決して味わうことのできない贅沢、
友人共々「大人女子」の心を満たしてくれる
そんな癒しのひととき
でした
そふと研究室の坂野さん、本当に素敵な企画をありがとうございました!!

                                   by Hiro

静岡茶  :  trackback 0   :  comment 0   

韓国・堤川市より市長さん御一行様来静 

前日の雨が上がり、汗ばむ陽気の中浜松から静岡へ向かいました。 

この日は韓国の忠清北道・堤川市からのお客様の通訳のお仕事でした。
通訳のご依頼をいただいたRJ社の社長さんが静岡空港にお迎えに行っている間、
会社にて約45分ほど待機することとなりました。
この会社は世界中の珍しい爬虫類・両生類等を卸・販売しており、
会社内には所狭しと彼らの家々(カゴや容器類)が立ち並び、
思わず童心に帰ってわくわくするような空間でした

午後1時ころ御一行様が会社に到着されました。
来日されたのは、堤川市の市長さん・重役・職員の方々
及び大田市の水族館館長さん・そのスタッフ等、総勢9名様です。
 
今回はRJ社・堤川市・大田市の水族館館長の3者
韓国の堤川市に新設する爬虫類・両生類展示施設プロジェクトの業務提携締結を行い、
会社訪問及び見学の為来日されました。

このプロジェクトは世界最大規模を目指した
爬虫類・両生類展示施設を堤川市に建設(2012年春を予定)するもので、
韓国では2015年までに12ヶ所の動物園・水族館の建設が計画されており、
この爬虫類・両生類展示施設の新設もその一つになるそうです。

新館長になる方によれば「韓国はこの分野で日本より20年遅れている」とのことで、
以前より業界でもトップクラスのRJ社社長と親交を深めてきた上での事業とのことです。
会社見学にて、珍しい生き物の数々に驚かれ
「何国産か?」「毒は無いのか?」など、興味津々質問されました  

次に今回来日の最大の目的である、業務提携調印式の為にツインメッセ静岡に向かいました。
驚いたことに事務的な手続きと言うよりは、マスコミの取材を呼んでもいい程の雰囲気の中、
VIPルームにて横断幕をバックにして、
司会者の進行の下に調印式→市長さん・社長さん・館長さん挨拶→記念品交換→記念撮影
と執り行われました。   
(実際、韓国に帰国後、堤川市のみで記者会見するそうです)
    CIMG0269-w.jpg 

次に向かったのが日本平動物園
5/24に新たにオープンした爬虫類館をRJ社社長が コーディネイトされたこともあり見学に訪れました。
国内展示最大の大アナコンダを上・横・下からそれぞれ見られるようになっている等、
視覚効果の面でいろいろ工夫されており、皆さんの関心を集めていました。 
 CIMG0273-w.jpg
若い(!)韓国の新館長さんと、貫禄満点の市長さん  

また、これも昨年オープンしたばかりの「猛獣館299」も見学
こちらもライオン・トラなどの猛獣達やゴマフアザラシ・北極グマなどを
間近で見られるようにいろいろ工夫されており、
今度家族を連れてもう一度来てみたいと、思ったほどでした
(ちょっと仕事を忘れそう)  
CIMG0274-w.jpg     CIMG0275-w.jpg 



最後まで詳しく案内してくださった飼育担当課長さん、
そして動物園長さんと一緒に記念撮影し、動物園を後にしました。
  CIMG0276-w.jpg 

最後にRJ社社長さんの計らいで、皆さんうなぎを御馳走になり、
市長さん御一行は次の目的地岐阜の水族館に向けて静岡を後にされました。

滞在時間が短かった割にはスケジュールが詰まっていてゲストの人数も多く、
本来主賓の立場にある市長さんをメインに通訳をするべきでしたが、
なかなかうまくできなかった部分もあり反省点がいっぱいでした。
来日された皆さん、依頼者のRJ社の社長さんと笑顔で別れの挨拶ができほっとしたと同時に、
私にとっても充実した時間を過ごすことができました。
 
今回の来日をスタートに事業が発展し、日韓の友好に繋がっていけばと願っています。
  

                                by nakashima

通訳案内士  :  trackback 0   :  comment 0