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ふじのくに静岡通訳案内士の会

通訳案内士の仕事および観光情報を発信しています。 お問い合わせはshizuoka-guide@e-mail.jpまで

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AOA会議最終日 

12月8日は、沼津で開かれていた第12回アジア・オンブズマン協会(AOA)会議の
最終日にあたり、参加者の方を対象にエクスカーションが行われました。
主な目的地は、富士山の麓にある某世界的企業の施設見学とその関連企業の
自動車工場見学です。ツアーに参加されたお客様の国籍はアジアを中心とした10数か国、
大型バス3台で、私達FUSIONのメンバーが通訳ガイドとしてそれぞれのバスを担当しました。

ツアーの事前準備としては、エージェント様から依頼された各種資料の英訳をグループ
で分担して行った他、当日のガイド担当者同士でミーティングやメール交換などを通して
打ち合わせを重ねました。特に、3台のバス間でのガイディングにあまり大きな差異が
生じないよう、ある程度共通して説明する事項(または出し物)について確認しあいました。

当日は午前中に沼津市内のホテルを出発し、最初の目的地でランチパーティーの
場所である御殿場市の時之栖に向かいました。
バス内で主に行ったことは、当日の注意事項、静岡県の簡単な説明と特産物の紹介
(主に東部地区について)、沼津市についての説明、東名高速道路と来年の初夏に一部
開通予定の新東名について、富士山の折り紙、富士山の歌、などです。
各ガイドによってやったりやらなかったりしたものもありますが、大まかな流れとしては、
グループで統一ができたかと思います。
今回のお客様の中には、各国の閣僚級の方々も何人か混じっておられ、ガイディングして
いてもお客様からのオーラを感じましたが(笑)、慣れてくると落ち着いて話すことができ、
目的地に着くころにはマイクを手放すのが惜しく感じられるほどでした。こうした国賓クラス
の方々を前にマイクでしゃべるのは、やはり病み付きになるくらいの爽快感があります。

工場・施設見学においては、受け入れ先の準備・進行が大変しっかりしており、通訳ガイド
としては、その間お客様の話し相手になったりペットボトルの水を運んだりと、裏方として
のフォローにつとめました。工場自体は日本の技術力の粋を集めたといえるようなもので、
オートメーション化が極限まで進んでいることに驚かされました。
お客様も目を輝かせて、担当者にいろいろな質問を投げかけていました。
途中に展示されていた数千万はするであろう高級車には皆さん特に興味を持たれたご様子で、
「これを防弾仕様にするには追加でいくら かかるのか?」などVIPの方らしい(?)
質問も飛び出しました。

最後のクロージングセレモニーのときに、参加者代表の方がバスの中で折った富士山の折り紙
を全員に見せて、「このようなおもてなしの心に感謝します」といった意味のことを述べられ
たときは、メンバー一同誇らしい気持ちになりました。会議期間中はずっと雨模様で、富士山も
ほとんど見られなかったのは残念でしたが、参加者の方々が静岡に少しでもいい印象をもって
帰っていただければうれしいかぎりです。

最後に関係者の皆様、今回は3日間にわたり貴重な機会をいただきありがとうございました。
反省すべき点はしっかり修正して、また次につなげていきたいと思います。

by FUSION




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AOAスパウスプログラム~Part2 

AOAスパウスプログラム 2日目。
今日は、パキスタン、インド、ハンガリー、そしてマレーシアからの
お客様6名&主催者の方々と静岡へのエクスカーションです

最初の目的地は、東海道広重美術館。
「広重&浮世絵を知らない方に、どうやって浮世絵を説明しようかなあ
「今回の特別展は、広重が描いた富士山がテーマだから富士山の説明もマストだなあ
「どの順番から、どうやって、つまらなくならないように話そうかなあ
とお客様の顔を見ながら、内心あせっていましたが、笑顔を絶やさないように、話しました

広重美術館では、まず 浮世絵の体験みたいなことをして、館内を見学。
希望者には、簡単な説明をしました。下見をした際、学芸員の方に教えていただいた、
広重の浮世絵とゴッホの模写の違いは興味をもっていただけたようです

次は、松坂屋さんの中のお豆腐屋さんでランチ
豆腐ステーキ、飛竜頭、湯葉、とうふしゅまい・・・など豆腐づくし。
お客様の中に、ベジタリアンの方もいたので、ベジタリアンメニューもありました。
豆腐はインターナショナルな食べ物・・・と思っていましたが、
初めて食べる方もいて。。。 豆腐を知らない方に、湯葉や飛竜頭の
説明はちょっと悩みました

ランチの後はショッピング。私は、パキスタンのお客様のアテンドをさせて
いただきました。国は違えど、ショッピングをする姿は万国共通
安くていいものを探す姿は一緒でした。
館内の英語でのアナウンスも初体験。緊張しました~

最後の目的地は、久能山東照宮。
見どころがいっぱいあるけれど、時間に限りのある中、何を説明するのか・・・
主催者の方や案内をしていただいた宮司さんと相談をして、手水舎でのお清めの
仕方や拝殿でのお参りの仕方など日本文化的なことや建物の説明などをさせて
いただきました。皆さん宗教が違うので嫌がるかなあ~と内心思っていましたが
日本文化体験をされていました

移動中、折り紙で富士山も作りました
天気はよかったのに、かすってしまって残念ながらくっきり見えなかった富士山
でも、折り紙の富士山、そして上級者コースとして挑戦していただいた鶴。
皆様に よろこんでいただけたようです

BY RYOKO

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日本文化体験プログラム 

沼津御用邸で・・日本文化体験プログラム

12月5日~8日、AOA(アジアオンブスマン協会)の国際会議が
東京・沼津で開催されました。
12月6日は、沼津市にてスパウスプログラムの初日です。
雨模様のあいにくのお天気でしたが、観光ツアーでないのが幸いです(私は雨女?

御用邸内の「翆松亭」で、『茶道』・『着物』・『聞香』 体験の3本立プログラムです。
お客様は、アジア各国からインド、マレーシア、タイ、キリギス パキスタンと
国際色豊かな8名様です。
ホテルから御用邸迄のバス移動時間が15分と短く、その間に様々なことを
お伝えしなくてはなりません
ご挨拶、諸注意、御用邸、茶道のブリーフで、タイムリミットです。
概要をハンドアウトして、聞香、着物は現地逐次説明というシナリオで・・・
まず、“茶道の心“を「和敬清寂」そして「一期一会」から、
禅の精神が脈々と継承されている”茶道”のお話をバス内でしました。

沼津市文化協会の皆さまの、茶道、着つけ、聞香とそれぞれのエキスパートが、
ゴージャスな和服姿で、翆松亭玄関に勢ぞろいでお出迎え下さいました。
20名ほどの皆さんの御着物姿は、凛として目を奪われる光景です
本当に素敵で、思わず出た”Wow!"が、マイクで拡声されて・・
やっぱり、和服って素敵です。
まさに世界に誇れる日本の装束ですね~

お茶室に入ると、バスの中でご案内した「一期一会」のお掛け軸があり、
(「壱會」と書かれており、私がバスでお見せした「一会」と違って、皆さんには残念)

床の間には、今日はあいにく富士山が見えないのでということで、「富士山の置物
阪神淡路大震災の焦土で作られた小さな「お地蔵様」、今年の干支の可愛い「ウサギが並べられて。。
お琴の演奏が流れ・・なんとも純和風のすばらしいおもてなしがすでに始まっています!

お菓子は、紅葉をあしらった和菓子です。
お抹茶は、お一人から”so thick”とかのご感想もありましたが、
皆さん興味津津で楽しまれて、、”good”と言ってくださいました。
お琴の演奏が流れ・・次はお着物に移りました。

「ふじきもの学院」の学院長様のご挨拶・説明の逐次通訳をし終わり、
次々と各種の着物を召した綺麗なモデルさん達の登場です。
そして金糸の帯の結び方のデモンストレーションです。
あでやかな姿に変わる一枚の布に皆さん見とれておりました。
 
1御用邸体験 3御用邸体験
  (子供のように喜ばれて・・)       (ちょっと照れながらも・・)
  
展示してあった花嫁衣装のきらびやかな打掛を羽織っての写真コーナーは、
皆さんとても喜ばれ・・
それぞれの満面のいい笑顔です! 
どんなに環境が違えど、文化が違えど、女性は,綺麗なもの・美しいものには
本能的に惹かれるんですね。
・・これは私が肌で感じた、実感です。
とてもよい記念のお写真になったことだろうと思います。
お国に帰られて、ご家族・友人に嬉しそうに見せている笑顔が浮かんできました。

次は『聞香』です。香を記憶してあてる高貴な遊びです。

香は”嗅ぐ”と言わず、”聞く”という。心の中の耳を澄ませて、香をゆっくり楽しむ・・という。
二種類の香を三回聞いて、同じ香りをあてるという略式とはいえ、
それは、厳かな本格的な「源氏香」の様相に、初体験の私自身が見とれてしまいました。

お香をたてられる先生のお隣りで、書道の先生がひたすら墨をすり、
なにやら大きな和紙の書を作成しておられます・・
それは、あてられた方に差し上げる証書のようなものでした。

4御用邸体験
(証書にはお名前(カタカナ)とお答えがまとめられ・・)

それぞれお答を書く和紙も方法もそれは、趣のある、
さも・・花鳥風月をめでる「和歌・連歌」の世界のような雰囲気です・・
結果は、8人中、なんと4人の方があてられました。スバラシイ

2御用邸体験
ホスト&ゲスト皆で記念写真

協会の皆さんを始め、総務省、東部CBのご担当者様のひたむきなおもてなしの心は、
日本伝統文化を通じて、確実に伝わったのではないかと思います。
異文化の方がたに、日本文化を身近に感じていただき、楽しんでいただけた安堵感と、
ほんの一端ですが、お手伝い出来た嬉しさでいっぱいになりました。 

今回は、本当に貴重な経験をさせていただきました!
この経験を生かして、日本伝統文化をより分かりやすく、
なにより楽しくご案内出来るようなスキルを研修、習得していきたいと思います。

                              by akiko
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