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ふじのくに静岡通訳案内士の会

通訳案内士の仕事および観光情報を発信しています。 お問い合わせはshizuoka-guide@e-mail.jpまで

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黒船祭ゲストご案内 

        黒船祭に米国からゲスト来日 

昨年は、東日本大震災で中止された下田市の『黒船祭
(幕末のペリー来航による下田開港80周年を記念し1934年に始まる。今年で73回目)
が復活し、米国ロードアイランド州より、日米協会長バイナー様が来静されました。

この式典で会長より米国の義援金が岩手県山田町と大槌町に寄付されたことが、
各メディアで報道され大きな話題となりました

 5月16日に黒船祭公式行事の合間のフリータイムを利用して、
バイナー様ご一家の観光案内をいたしました。
本ツアーでは、富士山周辺国宝久能山東照宮をメインとした行程を
以下のように提案させていただきました。 


Itinerary for Mr. and Mrs. Viner and Ms. Viner
8:20 Meet Mr. and Mrs.Viner and Ms. Viner in the lobby of
Hotel Century Shizuoka
8:30  Depart from the hotel
9:00  Arrive at the summit of Mt. Nihondaira
9:10  Take a gondola lift to Mt. Kuno
9:15  Visit Toshougu Shrine 45 mins
10:00  Take a gondola lift back to Mt. Nihondaira
10:20  Depart from the summit
       Rest stop on the New Tomei Expressway if necessary.
12:00  Visit Fujinomiya Sengen Grand Shrine 30 mins
12:30  Lunch time in Omiyayokocho
13:15  Visit Takasago Sake Brewery 45 mins 
14:00  Depart from the brewery
14:20  Visit Shiraito Waterfall 30 mins
14:50  Depart from the waterfall
15:00  Visit Lake Tanuki 30 mins
15:30  Depart from the lake
Rest stop on the Tomei Expressway if necessary.
17:30  Arrive at the hotel

ツアー濱井さん



 当日は、幸いにして好天に恵まれ、
静岡県の自然、文化や歴史を心ゆくまで楽しんでいただくことができました

バイナー様ご一家が興味を示された所は、多めに時間を取りながら行程を進めました。
特に次のような事柄に関心を寄せられました。

・開通直後の新東名高速道路から見える茶畑、富士地区の水田と田植え風景
・お宮横町の富士の宮焼きそば、富士山麓の牛乳を使用したジェラート
・高砂酒造でのティスティングとお買い上げ
・音止の滝近くの曽我兄弟の隠れ岩
・富士山の歌、折り紙



4濱井さんツアー濱井さんツアー


ツアーの終わりに、「あなたの案内は素晴らしかった。とても楽しい一日だった」
と労いのお言葉をいただきました。

この後に続く公式行事の大成功をお祈りして、ハグをしてお別れしました。
私にとっても改めて静岡県の自然や文化の奥深さを実感するツアーとなりました。
関係の皆様、ご協力ありがとうございました
。               By Prudence
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牧の原~寸又峡<SLの旅♪> 

緑がまぶしい5月下旬
シンガポールからお越しの記者Georgeさんの同行で、
茶畑広がる牧の原大井川に沿って走るSLに乗って
寸又峡温泉の旅に行きました

一日目最初の訪問先は、牧の原の大茶園の中に立つ「グリンピア」
ここでは、茶畑の中で茶摘みを体験
その後製造工程の解説を聞きながら工場内を見学
パッケージされるまで一度に見ることができます
すっきりとした緑茶アールグレイ「南十字星」が斬新で美味しかったです

大茶園を10分程車で駆け抜け、「お茶の郷」も訪問しました。
目を引くのはやはり、中国雲南省にあるという大茶樹のレプリカです
世界各地のお茶とその文化、日本茶の歴史、
小堀遠州のデザインを復元した茶室にてお抹茶も体験しました

Georgeさんは日本にも静岡にも何度も来られているのですが、
本当にたくさんの写真を夢中で撮られていました
ご本人も予想以上にたくさん撮っていたことに驚かれ、
思わず撮りたくなる景色や素材が満載だったことが伺われ、
私もとても嬉しくかったです

牧の原を後にし、新金谷駅からSLに乗りました
来日する外国の方には、新幹線も人気ですが、
このようにローカルで懐かしいゆったりとした旅も素晴らしいです。
新緑の中、大井川沿いを、山の谷間を走る風が感じられ、
煙のにおいも、手を伸ばせば届きそうな茶畑も体感できるのが
このSLの旅の醍醐味でした
Georgeさんの撮影の手が止むことがなかったのは言うまでもありません。

       SLと茶畑(画像縮小) 
              (写真提供/静岡県観光協会)

途中、SLに向かって手を降る人々も見えます。
その中には、よく見ると露天風呂に浸かっている方々も!
温泉につかりながらSLを眺められることで人気の「ふれあいの湯」です

終点の千頭駅を降り、アプト式電車に乗り換えです
千頭駅では、”?”という装いの人々があちこちに・・・
そのうち、撮影が始まり、「なるほど~」と電車の待ち時間に
遠くから眺めていました。これもこの路線の良さなのですよね、きっと。

アプト式電車からの眺めは、美しい渓谷の風景へと変化していきました
更に奥へと進み、終点の3つ程手前で下車、寸又峡温泉へ向かいました。
「美女づくりの湯」と言われる温泉と、山の幸、そして澄んだ空気
夜は美しい星空を眺めて露天風呂、朝はカッコウのさえずりで目が覚める・・・
そんな静かな時間を満喫できるところでした

そんな寸又峡を名残惜しくも後にし、
4月に開通したばかりの新東名をちょっとだけ走り、
新静岡I.C.にも立ち寄りました
静岡でお薦めの食品・食材やおみやげ品など
とても充実していました

それから、焼津さかなセンターを訪れました
焼津港・小川港から近く、焼津I.C.からも至近であるという立地
品ぞろえ豊かな市場です。
食事処もいくつかあり、魚好きには嬉しい場所ですね

Georgeさんに同行した1泊2日の旅は、あっという間でした。
地元の人たちと明るく触れ合うお人柄、そして熱心に写真を撮られている姿
多くのことを学ばせていただきました
その写真から空気感やにおいまでもが伝わるような気さえしました

       Georgeさんと(画像縮小)

最後に、今回このような貴重な機会をいただけましたこと、
関係者のみなさまに心よりお礼申し上げます
静岡を代表する観光地をご案内しながら、
この素晴らしさをもっともっとお伝えできるように
私自身も更に努力していきたいと感じました

by Hiro
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タイメディアファムトリップ 

5月28日 ( 月 ) から5月31日 ( 木 ) まで4日間、タイ旅行雑誌「 anywhere 」の
お二人のファムトリップに同行しました。 テーマはお茶です。

1日目、午前、新富士駅に到着したお二人を富士市大渕周辺にご案内しました。
天気はあいにく曇りで富士山がはっきり見えることはありません。富士山と茶畑で
静岡をイメージしたいというカメラマンの希望もむなしく少しかすんだ富士山を撮影し、
富士市厚原のヤマカツ杉山製茶喫茶部、「 O’-chaya お茶屋 」に向かいました。
ここでは、杉山製茶で栽培、製造しているお茶でスイーツを作っています。
クラッシック音楽を聴かせてお茶を栽培しているということで、頂いたスイーツも
甘みほんのり、渋みほんのり、ゆったりとピアノ曲を聴いているような上品な味でした。
タイの方もスイーツは大好きで、大変おいしいとおっしゃってくださいました。
( アロイ マーク )

お昼はB級グルメのチャンピオン、「 富士宮やきそば 」です。調理方法を伺い、
そのおいしさに納得しました。

食後は富士宮市観光ボランティアガイドさんによる説明で富士山本宮浅間大社を訪れました。
日本全国の浅間神社の総本山ということで富士山にまつわるお話を色々聞かせて頂きました。
時間が足りなく、十分にお話が聞けなかったのが残念でした。

本日最後の訪問地、あさぎりフードパークへ。平成24年春にオープンしたばかりの
食の製造工程の見学と買い物を楽しめる施設。標高約900mに向かうごとにだんだん気温が
下がっていくと同時に富士山が近くに迫ってきました。
到着後、雄大な富士山を撮影し始めると雲行きが怪しくなり、雨が降り始めました。
空は真っ黒です。施設を見学し、今夜は富士市内に宿泊です。
明日は富士山が撮影できるかな?

2日目、富士山がはっきり見えるのは朝の早い時間ということで、8時にホテルを出発して
富士山の撮影スポットである岩本山に向かいました。少し雲がかかっていましたが、
頂上はよく見えました。光が射すと富士山と茶畑の対比がきらきらして美しい風景でした。
静岡県民ののんびり、ゆったりした気質はここにあるのかな、タイののんびりした気質も
自然とともにあるからかな、と感じました。
今朝はいい写真が撮影できたようかな?

車は茶畑を横目に街の中へと向かい、エスパルスドリームプラザへ到着。
すしミュージアムでは、タイで食される「 プラーソム 」が寿司のルーツと知り、
タイの方も大変驚かれていました。

今日は雨が降らないでほしいと願ったものもつかの間、13時過ぎ頃から雨が降り出しました。

これから向かう場所は 樹齢約300年の静岡県内最古の大茶樹。
どんな木なのだろうという期待とはうらはら、道中激しい雨、落雷、
大茶樹にたどり着けたもののゆっくりと見ることはできません。撮影したけどどうかな? 
大雨の中を下って藤枝市茶町にあるお茶スイーツで有名な「 真茶園 」へ。
抹茶を使ったスイーツが勢揃い。どれも絶品です。しかし、このスイーツとともに
興味をひいたことは、こちらのお宅です。日本情緒漂う家屋に魅せられました。
襖、床の間、雪見障子、欄間、日本の伝統に触れ、大満足のお二人でした。
そしてさらに感激したことには、八代目当主松田真彦さんは、全国茶審査技術競技大会で
優勝の経験をお持ちであり、従業員の小泉純也さんは、全国茶審査技術競技大会で
準優勝の経験をお持ちであります。今回は小泉さんのご案内で、利き酒ならぬ、
利き茶に挑戦してみました。タイの方も真剣に茶葉の香りを嗅いだり、
飲んでみたりしましたが、味が違うことを理解するだけで精一杯でした。
日本茶の奥深さに圧倒されました。とてもよい経験でした。

今晩の宿泊先は藤枝市岡部町にある御料理民宿「 玉本屋 」です。
こちらの民宿の特徴は、のどかな風景、日本の伝統的家屋、そして御料理です。
宿の前には清らかな小川が流れ、さらさらという水流の音とカエルの声がメロディーを
奏でているよう。時々小鳥もハミングします。タイの方は大満足のお宿です。
「 訪れた方にもう一度この料理を食べたいと思って頂けるように 」という思いで
作っていらっしゃる料理人の気持ちが伝わる、本当にもう一度訪れて食べたい料理でした。
ごちそうさまでした。 ( コーップ クン )

藤枝市には茶町という地名があるように、お茶の有名な市です。
このお茶の実を使って携帯ストラップを作っていらっしゃる先生にご指導いただき、
お茶の実ストラップ作りに挑戦しました。
タイの方はとても手先が器用で上手に作っていらっしゃいました。
日本企業のタイ進出はやはりタイの方の精巧な技術にあるのでしょう。

3日目、玉露栽培の茶畑を訪れました。玉露というと宇治と思う方が多いようです。
タイの方もキットカットの抹茶味が宇治茶を使用していることをよくご存知でした。
しかし、ここ、朝比奈の玉露も玉露三大産地のひとつです。
今回この玉露を味わって頂きました。
タイでも近年日本茶がよく飲まれるようになってきていますが、一口に日本茶と
言っている中で日本茶にはいったいどんな種類があるのかとご存知の方は少ないです。
今日の玉露は今まで飲んでいた日本茶とはかなり異なる味だったようです。
どんな言葉で表現して頂けるか、雑誌が発行されてからのお楽しみです。

藤枝市岡部町にある玉露の里を訪れました。
ここでは玉露の入れ方、飲み方を体験しました。お茶の種類によりお湯の温度、
飲み方が異なり、それによって味も変わってくることは奥深いことでした。

静岡の歴史人物と言えば徳川家康公です。家康公が愛したお茶が本山茶。
この静岡本山茶の祖が、静岡市藁科川上流で生まれ中国に留学した際に茶の葉を
持ち帰った聖一国師です。この功績を讃えて年に二回法要が行われます。
法要に出席して静岡茶への感謝を致しました。
お経は、仏教国であるタイのお経と音が似ていたようでした。

昼食は牧之原大地にあるグリンピア牧之原。
全てのお料理に緑茶が使用されていました。緑茶は飲むだけでなく料理として
幅広く食することができる体に良いものであると実感しました。
お茶摘み体験、工場見学をして生産者としての一面を学びました。

本日最後の訪問先はお茶の郷。ちょうどこの日は3人の中学生が研修に来ていて、
明るい茶娘のおねえさんと案内してくださいました。
中学生はタイの方と英語で会話をして楽しんでいました。

4日目、最終日のお天気もくもり。晴れることを願って日本平〜久能山東照宮へ。
1,065mの距離をつなぐロープウェイから見る太平洋側に広がる風景は壮大。
伊豆半島は見えませんでしたが、絶壁屏風谷を満喫しました。

久能山東照宮では、日本の歴史と静岡の歴史を学びながら参拝をしました。
タイも日本と同じように、仏教、神道が広がっています。アジアを共感しました。

最後にお茶の集大成、O-CHA PLAZAに行きました。
日本茶インストラクターからお茶のお話を伺いました。
伺いたいことがたくさんありましたが時間が足りなく、
お別れの時間となってしまいました。

今回のツアーを通して、納得がいくまで質問するタイの方の姿勢に、
物事に向き合う本質を学びました。ありがとうございました。
今回このような貴重な体験をさせて頂く機会を得ましたことに心より感謝申し上げます。
また、お世話になりました関係者の皆様、行く先々での温かいおもてなしに
心より感謝申し上げます。

by kinnaree (タイ語通訳案内士)

















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さくらプリンセス 

 風薫る5月中旬、
さわやかな季節にふさわしいゲスト
静岡にお迎えしました


ワシントンD.C.さくらプリンセスのメリッサ・ユーセフさん
全米協議会会長のウィリアム・クリスチャン氏
また、日本さくらの女王の小林千織さん
日本さくらの会より、女王後見人の玉垣裕美子さん


4名の皆さまのタイトル通りの温かなお人柄に触れ、
私も少しずつ緊張がほどけていきました


皆さまが静岡にお越しくださったのには、理由があります
ワシントンD.C.のポトマック湖畔の桜並木はとても有名で、
毎年のアメリカの風物詩にもなっています
実は100年前の1912年、日本から渡ったソメイヨシノ
その始まりだったのです
その頃、日本に滞在したことのあるエリザ・シドモア女史
日本の桜の素晴らしさをアメリカにも・・と長年桜植樹の活動を続けられ、
ついには、タフト大統領夫人、当時の東京市、日本政府などが動きだし、
実現に至ったのです


最初に贈られた桜の苗木は、シアトル港に到着したのですが、
船内で病害虫が発生しており、悲しいことに上陸を果たせませんでした
贈られた苗木の焼却処分を知った当時の尾崎東京市長は、
約束を果たすため、二度目の苗木を贈ることを決意
病害虫にも強い苗木づくり、輸送方法などの調査を依頼しました。


その結果、穂木は東京の荒川堤の桜並木から、
台木は兵庫県東野村(現・伊丹市)の桜を使用し、
ここ静岡市清水区興津の農事試験場で接ぎ木されたのです
大切に大切に育てられ、アメリカに渡った桜の苗木は、
毎年見事に春の訪れを告げ、人々を感動させています


1世紀の間、日米間には大きな戦争もありました。
それでも、友情の証として今日まで受け継がれ、交流も続けられてきました
100周年というこの節目に、ワシントンの桜の苗木、つまり初代の子孫にあたる
桜の木が里帰りを果たし、日本の関係各所に記念植樹されたのです


植樹式典では、100周年事業植樹記念実行委員長の高山会長が、
「『富士山と駿河湾』の素晴らしい景色を眺めながら、元気に育ち、アメリカへ贈られた。
100年の歳月を経た今、ポトマック河畔に、毎年咲き誇り、見事な並木となり
春の息吹を存分に享受している姿に、日米友好の真の姿を感じ取ることができる
このように述べられ、


全米協議会会長のウィリアム・クリスチャン氏
は、
「一年前の東日本大震災を思うと、心が痛む。しかし、一年経って事態は好転しつつある。
一世紀前に、桜の木の植樹がこのような交流に展開していくとは誰も想像できなかった。
歴史が巡り巡って、100周年のこの機に、ワシントンの桜が興津へ里帰りするのは、
とてもふさわしい  この友情がずっと続いていきますように

とご挨拶されました。


式典の最後は、興津中学校ブラスバンド部の演奏にとても感動され
地元の「まちこ」という桜葉の香りが独特のお茶を堪能され
短い滞在中にワシントン桜の生まれ故郷、
静岡
を直接感じていただけたのではないかなと思います。
さくらプリンセスのメリッサさんは、緑茶がお好きだそうで、
まちこの風味に興味を持たれていました。
また、クリスチャン氏は今度静岡に来た時は、富士登山をしたい
と話されていました。


日本さくらの女王小林さんは、来年ワシントンを訪問
されるそうです
後見人の玉垣さんも、いつもにこやかで穏やかであり、優しい気遣いを忘れず、
日本女性として魅力溢れるお二人でした
(ほんとに少しでも見習いたいものです

        2012さくらプリンセス

とても名残惜しかったですが、
さくらプリンセスご一行をお見送りした後も、さわやかな風がなびいていました

by Hiro



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