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ふじのくに静岡通訳案内士の会

通訳案内士の仕事および観光情報を発信しています。 お問い合わせはshizuoka-guide@e-mail.jpまで

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2013年10月 O氏家族旅行 

2013年10月O氏家族旅行

タイ人観光客への日本入国ビザ緩和により、個人、団体を問わず多くの観光客が日本に入国できるようになりました。タイでは触れることのできない日本の四季や風物詩はタイの方々に大変魅力的なようです。

2013年10月、日本には何度も訪れたことがあるというO氏のご家族と弟さんのご家族、そして来日35年ぶりというO氏のお母様を高山・金沢・富山・松本にご案内しました。

2013年10月 O氏家族旅行  
   早起きをして高山の宮川市場に向いました。川沿いに多くの店が並び、野菜、果物が売られ、  多くの観光客や地元も人々で賑わう市場です。タイでも見かける唐辛子もありました。リンゴ  は甘くてまるかじりです。
 

 
 清々しい空気とおいしい果物に気持ちもさわやかになりました。
 飛騨牛たっぷりの高山肉まんをおやつに準備して白川郷へ向かいました。
2013年10月 O氏家族旅行 

世界遺産に登録されている白川郷は毎年多くの観光客が訪れる、日本の歴史や文化を肌で感じることができる観光地です。
 展望台から見る合掌造りの独特な集落は、時代の移り変わりに触れることができるだけでなく、忙しく過ごす日常からのささやかな休息です。


金沢に向うと雨が激しくなりました。昼食の後は日本三大庭園のひとつである兼六園を散策しましたが激しい雨と寒さでほんのひとときの散歩となりました。

2013年10月 O氏家族旅行 
  兼六園には約560本の松が植えられていますが、その中でも目を引く松が、「根上がりの松」と呼ばれる     松です。40数本の根が地上2mまでせりあがり、樹齢約200年、高さ15m以上ともいわれる名松です。根上   の松を見学して兼六園を後に富山へ向いました。



立山黒部アルペンルートの景色はこの時期ならではの紅葉と雪が折り重なる美しい景色です。美女平と室堂を結ぶ高原バスでは1,500mの標高差の大自然を車窓から楽しむことができますが、一面は雪に覆われ白銀の世界を走り抜けることとなりました。

2013年10月 O氏家族旅行   黒部ダムから黒部湖にかけては大変寒く、日本人観光客も外国人観光客も寒さに備えて防寒具を
2013年10月 O氏家族旅行   身につけていました。一年を通して暑い国で生活するタイの方々に      はとても寒い気候だったよう です。

富山から長野に抜けて松本市に到着し国宝「松本城」を見学です。
松本城の黒塗りは戦国武将の威厳を彷彿させる風貌です。11カ所の石落とし、55カ所の鉄砲狭間、60カ所の矢狭間などはその時代の防御のための攻撃を感じることができました。五重六階の通り3階には窓がなく、敵には存在しない場所となっています。急勾配な階段を上って天守に到着です。曇りでしたのでアルプスの山々を眺めることはできませんでしたが気分は爽快でした。

長野をあとにしてあずさで東京観光に向いました。

高山の昔情緒溢れる町で11才のお兄ちゃんがお土産品の日本刀を購入しました。戦国時代日本刀の柄はエイ革が使われていました。エイ革は摩耗に強く表面のブツブツがゆるみを防ぐとされます。
江戸時代、この革はタイから輸入されていました。何気なく手にしたお土産がタイと日本の絆をより身近に感じさせてくれました。

今回は歴史・ショッピングの家族旅行に同行させていただき、新しい発見もあり大変勉強になりました。

松本で偶然、タイで暮らしていた時のタイ人の友人と会いました。
10年ぶりで、日本で再会するとは思っていなくお互い大変驚きました。
新しい出会いそして再会という人とのつながりに、この仕事の魅力をより一層感じることができました。タイ滞在中に会った多くの方々に日本で再会できることを楽しみにしてタイの方々のお越しをお待ちしています。

kinnaree
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Fujiyama Tour 2014 

4月29日、富士山観光にはあいにくの冷たい雨の中、ブラジルから来た8人のお客様を富士山にお連れしました。
8人のお客様を乗せた豪華客船クリスタルシンフォニーは静かに朝9時ちょうどに接岸。
お客様たちは船から降りてくると、Welcome Fujiyama Tourと書いた紙を持った私を見つけ、私に駆け寄ってきました。
降りしきる雨のなかで簡単に挨拶を交わし、すぐにバスに案内しました。

お客様達は何としても富士山に行きたい!という強いご希望があったので、
それでも富士山五合目にお連れしました。
第二東名を東に走り、新富士インターから、富士宮市に、そこから富士山スカイラインに入り五合目に到着。
車中からは富士山が全く見えないので、静岡県の産業、農業、そして,
今回世界文化遺産登録に至る経過等の説明をしました。
富士山の麓付近で、遅咲きの桜を見て、お客様達は歓声をあげていました。
五合目に到着。めちゃ寒い!気温2℃!雪が降っていました。
それでもお客様達は元気よく五合目を散策。
富士山の姿は見えなかったけれども、”富士山にいる”というだけで満足しているようでした。
その後昼食です。
「ブラジル人にとって昼食はとても大事なので、時間をかけて昼食をとりたい。地元の人が食べる物を食べたい。」
という希望があったので、お好み焼き屋にお連れしました。
お好み焼き屋では、お好みの焼の説明をし、焼き方を教えました。
皆さん喜んで焼いて食べていました。1時間かけての昼食でした。

その後富士宮浅間大社にお連れし、富士宮浅間大社と富士山との関係、富士講、参拝の仕方などを説明。
その後実際に参拝。予測したとおり、仏教と神道のちがい、境内にある絵馬、
お守りなどの質問がありました。一通り説明したあと、全員がお守りを購入されました。
またお1人が実際に絵馬に願い事を書いて、神社におさめました。
「ポルトガル語でもいいか。」と聞かれましたので、「No problem.」とお答えました。

fujiyama

4時までに清水港に帰らなくてはならないので、2時30分に大社を出発。
最後の望みをかけ、東名の富士サービスエリアに寄ったところ、かすかに雨雲の間から富士山が姿を見せてくれました。 全員大感激!! 私もホッとしました。
今回のツアーでは、ほとんどの時間、全く富士山が見えず、お客様達にとって期待外れになりましたが、そんな中で、
少しでもお客様達に楽しんでいただけるように、そればかりを考えてご案内しました。
ーこれも、案内士にとっては貴重な経験かと思います。

今回は、清水港より豪華客船のゲストをご案内するという貴重な機会をいただき、
ありがとうございました。


By I. Aoki
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八十八夜の日本平お茶摘み体験 

≪静岡新茶と国宝を楽しむ≫

奇遇にも、八十八夜の今月2日に、日本茶大好きのアメリカ人女性を静岡市『日本平』に
ご案内しました。アメリカから直接、会のHPを通じて入った仕事です。
自分にとっては、やや久しぶりのFITのお客様の案内でもあり、また週間天気予報でも、
他の日は全部雨マークなのに、この日だけは晴れマークで、
素晴らしい富士山が見える期待とともに、この日が来るのをずっと楽しみにしていました。
また特にFITの場合は、ツアーを通して終始お客様と1対1で向き合うため、
これを機会に静岡のことをいろいろ紹介できるまたとないチャンスです。

静岡駅で無事ミートした後、最初に訪問したのは、日本平の頂上に建つ『日本平ホテル』です。
ここは昨年一月の「国連軍縮会議」の開催会場だったり、国内外の数々の要人を受け入れてきた由緒あるホテルです。
特にテレビドラマのロケ地に使われるなどして話題を呼んだ庭園から見渡す、
富士山と駿河湾の景色は圧巻。まさに『風景美術館』です。 
お客様も盛んに写真を撮っておられました。
ここでは主に『清水港』と『三保の松原』について説明させていただきました。

次に向かったのは『日本平お茶会館』です。
この施設では富士山を見渡す茶畑で茶摘み体験が楽しめます。
副理事長さんが自ら茶摘みの”コツ”を丁寧に説明してくださると、さすがお茶好きのお客様が、
静岡茶「やぶきた」の”収穫方法””栽培方法”などについて興味深く質問されていました。

また八十八夜にちなんで「茶摘みの歌」もご紹介しました。下手な歌でもなんでも、
ガイディングに日本の童謡歌を組み入れるのは、お客様を笑顔にします。
やはり効果的だと再認識した次第です。
ちなみに、日本平には他にも「赤い靴」の碑、「チャッキリ節」の碑などがあり、
一節を歌って説明すると、お客様も
「ここには歌にちなんだ場所がたくさんありますね」と笑顔で答えてくれました。

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お茶摘みのあとは、出来立ての新茶と摘みたての茶葉の天ぷらをご賞味いただきました。
”とても美味しい!”と気に入られたようで、お土産に何種類ものお茶を購入されていました。
ちなみにこの日はお茶会館のほかにもいろいろと静岡茶をご紹介する機会があったのですが、
彼女が終始一貫して言っていたのは、「アメリカで普通に売っているお茶とは違う!」
ということです。
それは販売形態についてだったり、味そのものについての感想だったりしたのですが、
静岡のお茶に強く印象付けられた様子が伝わってきて嬉しくなりました。

地元の通訳案内士としてこれからも静岡茶をアピールすべく、さらに研鑽を
積んでいかなくては!と強く思いました。

地元の特産品である桜エビの天ぷらで昼食を楽しんだあとは、
ロープウェイで『久能山東照宮』を訪れました。
日光東照宮に先立つこと19年前に建造された最初の東照宮であり、
その歴史的価値から2010年には本殿が国宝に指定されています。
お客様は歴史的な事項についても好奇心が強く、いろいろ鋭い質問や
物の見方に驚かされました。
特に家康の愛馬にまつわる話は印象深かったようで、家康廟のその横に眠る愛馬の
埋葬地をさかんに写真におさめていました。

今回のFITを通して全体的に改めて感じたのは、
通常の団体旅行のガイドに比べて、FITの場合は多くの事前準備や、より深い知識が必要
とされるということです。
単純に英語を話す時間が長くなることもありますが、いろいろな場面や状況に応じて
使える「話の引き出し」を豊富に用意しておかないと、間が持たなくなるような
ケースも出てくるように思いました。

また今回のように海外のお客様から会に直接打診があるようなケースでは、
事前の下見の重要性も再認識しました。
今回の訪問地は自分にとってどれも初めてのご案内ではなく、行程を組み立てるのは
経験値からも難しくはないですが、やはり自分の足でご案内するとなると、
団体バスの案内とは異なり、自分の中で勘違いしていたことも分かったり、また
いろいろな意味で現場の状態が変わっていたりだとかもあり、
前日、念のために下見に行っておいて本当に良かったと思いました。

それでも、今回も満点のご案内はできなかった反省を次に生かして・・・
少しずつでも成長して”静岡スペシャリスト”として
”おもてなしガイド”ができたら!と思います。


By Koji
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