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ふじのくに静岡通訳案内士の会

通訳案内士の仕事および観光情報を発信しています。 お問い合わせはshizuoka-guide@e-mail.jpまで

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タイメディアファムトリップ 

5月28日 ( 月 ) から5月31日 ( 木 ) まで4日間、タイ旅行雑誌「 anywhere 」の
お二人のファムトリップに同行しました。 テーマはお茶です。

1日目、午前、新富士駅に到着したお二人を富士市大渕周辺にご案内しました。
天気はあいにく曇りで富士山がはっきり見えることはありません。富士山と茶畑で
静岡をイメージしたいというカメラマンの希望もむなしく少しかすんだ富士山を撮影し、
富士市厚原のヤマカツ杉山製茶喫茶部、「 O’-chaya お茶屋 」に向かいました。
ここでは、杉山製茶で栽培、製造しているお茶でスイーツを作っています。
クラッシック音楽を聴かせてお茶を栽培しているということで、頂いたスイーツも
甘みほんのり、渋みほんのり、ゆったりとピアノ曲を聴いているような上品な味でした。
タイの方もスイーツは大好きで、大変おいしいとおっしゃってくださいました。
( アロイ マーク )

お昼はB級グルメのチャンピオン、「 富士宮やきそば 」です。調理方法を伺い、
そのおいしさに納得しました。

食後は富士宮市観光ボランティアガイドさんによる説明で富士山本宮浅間大社を訪れました。
日本全国の浅間神社の総本山ということで富士山にまつわるお話を色々聞かせて頂きました。
時間が足りなく、十分にお話が聞けなかったのが残念でした。

本日最後の訪問地、あさぎりフードパークへ。平成24年春にオープンしたばかりの
食の製造工程の見学と買い物を楽しめる施設。標高約900mに向かうごとにだんだん気温が
下がっていくと同時に富士山が近くに迫ってきました。
到着後、雄大な富士山を撮影し始めると雲行きが怪しくなり、雨が降り始めました。
空は真っ黒です。施設を見学し、今夜は富士市内に宿泊です。
明日は富士山が撮影できるかな?

2日目、富士山がはっきり見えるのは朝の早い時間ということで、8時にホテルを出発して
富士山の撮影スポットである岩本山に向かいました。少し雲がかかっていましたが、
頂上はよく見えました。光が射すと富士山と茶畑の対比がきらきらして美しい風景でした。
静岡県民ののんびり、ゆったりした気質はここにあるのかな、タイののんびりした気質も
自然とともにあるからかな、と感じました。
今朝はいい写真が撮影できたようかな?

車は茶畑を横目に街の中へと向かい、エスパルスドリームプラザへ到着。
すしミュージアムでは、タイで食される「 プラーソム 」が寿司のルーツと知り、
タイの方も大変驚かれていました。

今日は雨が降らないでほしいと願ったものもつかの間、13時過ぎ頃から雨が降り出しました。

これから向かう場所は 樹齢約300年の静岡県内最古の大茶樹。
どんな木なのだろうという期待とはうらはら、道中激しい雨、落雷、
大茶樹にたどり着けたもののゆっくりと見ることはできません。撮影したけどどうかな? 
大雨の中を下って藤枝市茶町にあるお茶スイーツで有名な「 真茶園 」へ。
抹茶を使ったスイーツが勢揃い。どれも絶品です。しかし、このスイーツとともに
興味をひいたことは、こちらのお宅です。日本情緒漂う家屋に魅せられました。
襖、床の間、雪見障子、欄間、日本の伝統に触れ、大満足のお二人でした。
そしてさらに感激したことには、八代目当主松田真彦さんは、全国茶審査技術競技大会で
優勝の経験をお持ちであり、従業員の小泉純也さんは、全国茶審査技術競技大会で
準優勝の経験をお持ちであります。今回は小泉さんのご案内で、利き酒ならぬ、
利き茶に挑戦してみました。タイの方も真剣に茶葉の香りを嗅いだり、
飲んでみたりしましたが、味が違うことを理解するだけで精一杯でした。
日本茶の奥深さに圧倒されました。とてもよい経験でした。

今晩の宿泊先は藤枝市岡部町にある御料理民宿「 玉本屋 」です。
こちらの民宿の特徴は、のどかな風景、日本の伝統的家屋、そして御料理です。
宿の前には清らかな小川が流れ、さらさらという水流の音とカエルの声がメロディーを
奏でているよう。時々小鳥もハミングします。タイの方は大満足のお宿です。
「 訪れた方にもう一度この料理を食べたいと思って頂けるように 」という思いで
作っていらっしゃる料理人の気持ちが伝わる、本当にもう一度訪れて食べたい料理でした。
ごちそうさまでした。 ( コーップ クン )

藤枝市には茶町という地名があるように、お茶の有名な市です。
このお茶の実を使って携帯ストラップを作っていらっしゃる先生にご指導いただき、
お茶の実ストラップ作りに挑戦しました。
タイの方はとても手先が器用で上手に作っていらっしゃいました。
日本企業のタイ進出はやはりタイの方の精巧な技術にあるのでしょう。

3日目、玉露栽培の茶畑を訪れました。玉露というと宇治と思う方が多いようです。
タイの方もキットカットの抹茶味が宇治茶を使用していることをよくご存知でした。
しかし、ここ、朝比奈の玉露も玉露三大産地のひとつです。
今回この玉露を味わって頂きました。
タイでも近年日本茶がよく飲まれるようになってきていますが、一口に日本茶と
言っている中で日本茶にはいったいどんな種類があるのかとご存知の方は少ないです。
今日の玉露は今まで飲んでいた日本茶とはかなり異なる味だったようです。
どんな言葉で表現して頂けるか、雑誌が発行されてからのお楽しみです。

藤枝市岡部町にある玉露の里を訪れました。
ここでは玉露の入れ方、飲み方を体験しました。お茶の種類によりお湯の温度、
飲み方が異なり、それによって味も変わってくることは奥深いことでした。

静岡の歴史人物と言えば徳川家康公です。家康公が愛したお茶が本山茶。
この静岡本山茶の祖が、静岡市藁科川上流で生まれ中国に留学した際に茶の葉を
持ち帰った聖一国師です。この功績を讃えて年に二回法要が行われます。
法要に出席して静岡茶への感謝を致しました。
お経は、仏教国であるタイのお経と音が似ていたようでした。

昼食は牧之原大地にあるグリンピア牧之原。
全てのお料理に緑茶が使用されていました。緑茶は飲むだけでなく料理として
幅広く食することができる体に良いものであると実感しました。
お茶摘み体験、工場見学をして生産者としての一面を学びました。

本日最後の訪問先はお茶の郷。ちょうどこの日は3人の中学生が研修に来ていて、
明るい茶娘のおねえさんと案内してくださいました。
中学生はタイの方と英語で会話をして楽しんでいました。

4日目、最終日のお天気もくもり。晴れることを願って日本平〜久能山東照宮へ。
1,065mの距離をつなぐロープウェイから見る太平洋側に広がる風景は壮大。
伊豆半島は見えませんでしたが、絶壁屏風谷を満喫しました。

久能山東照宮では、日本の歴史と静岡の歴史を学びながら参拝をしました。
タイも日本と同じように、仏教、神道が広がっています。アジアを共感しました。

最後にお茶の集大成、O-CHA PLAZAに行きました。
日本茶インストラクターからお茶のお話を伺いました。
伺いたいことがたくさんありましたが時間が足りなく、
お別れの時間となってしまいました。

今回のツアーを通して、納得がいくまで質問するタイの方の姿勢に、
物事に向き合う本質を学びました。ありがとうございました。
今回このような貴重な体験をさせて頂く機会を得ましたことに心より感謝申し上げます。
また、お世話になりました関係者の皆様、行く先々での温かいおもてなしに
心より感謝申し上げます。

by kinnaree (タイ語通訳案内士)

















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