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ふじのくに静岡通訳案内士の会

通訳案内士の仕事および観光情報を発信しています。 お問い合わせはshizuoka-guide@e-mail.jpまで

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世界こども劇場 

~世界こども劇場 Part3~

≪サティさん≫私は2劇団を担当しました。
ひとつは、ポーランドの劇団ザ・アトフリシアターによる"サティさん"です。

舞台設定は極めてシンプル。
まずは、一台のアップライトピアノ
フロントの上下パネルは外され、
中のストリングがむき出し、調律の時よく見られる状態です。
次に、ピアノの前に敷かれた細長い白い紙のフロアー、
ピアノの背面には同幅の白い紙が吊されました。
以上なのですが、紙を触るとそのこだわりが伝わってきました。
よく見ると和紙のような感触です

セッティングはシンプルでも、上演中の照明の位置、照度、
絞りや動きのタイミングなど、同行した音響・照明担当者と、
日本側の照明スタッフさんの遣り取りは、まさに「プロの世界」を感じました

『ジムノペディ』などのピアノ音楽で有名な作曲家「サティ」
その世界を思わせるようなピアノ音楽に合わせて、
二人のパフォーマーが紙を使って、パフォーマンスを繰り広げます
そのどちらも、そしてマッチングも素晴らしかったです
ピュアな感性は、見ている赤ちゃん、幼児にダイレクトに響いていると実感できました。

パフォーマンスの最後には、パフォーマーと一緒になって、
子供たちが紙のフロアーの上で、紙を自由に破ったり、紙吹雪と戯れたり・・・
喜々とした笑い声が響きました
子供って、新聞紙、段ボール、ティッシュなどなど、
ごく身近なものが最高のおもちゃなんだな~ということを
改めて思い出させてくれました。
まさに五感を使って感性を引き出してくれる。。。
おもちゃやゲームなど、既成のものでは決して与えてもらえない、
極上の経験だったと思います


サティ 


≪クレープ・クレープ≫
もうひとつの担当は、フランスの劇団ショック・トリオによる"クレープ・クレープ"です。
こちらは、クラウンたちが繰り広げる愉快な音楽劇です。
声を立てて笑う子供たちを見ていると、
言葉なんて要らない、笑いは世界共通であることを再確認できるような、
そんな楽しく、心温まる上演でした

パフォーマーのジャグリングや楽器演奏など多彩な芸は素晴らしかったですし、
それに加えて、セッティングの際の照明と音響へのこだわり、
詳細な打ち合わせと、長時間にわたる入念な調整、頭が下がる思いでした。
舞台裏を支えるスタッフ皆さんの努力に立ち会うことができ、
本当に貴重な体験だったと思います

舞台裏でひとつおもしろかったこと
この劇には、『白鳩』が一羽登場します
生きた鳩をフランスから連れてくることはできないので、現地調達しなければならず、
スタッフが富士宮市在住のマジシャンの方からお借りしました。
調教が心配とのことで、ペアで2羽づつ計4羽がケージに入って到着しました。
翌朝楽屋を覗くと、なんと卵を産んでいましたそして翌日もまた・・・
劇団の皆さんは特に驚く様子もなかったので、「そういうもの!?」だったようです。
本番に登場した子はとてもおとなしくて、飛び回ることなく無事大役を果たしました

choc trio 2(縮小)

≪おわりに。。。≫

最終公演を終えた劇団の方々と、グランシップ館長様の会話に立ち会った際、
「子供たちに質の良い舞台を見せてあげたい」という館長様の信念を伺い、心を打たれました
その思いが劇場スタッフの皆様にも現れている証拠として、
すべての劇団さんが、「最高のスタッフ・環境だった」と口を揃えて賛美されていました
静岡にこのような場があることを、心から誇りに思いましたし、
その一端に携わることができ、私たちも一同、とても感謝しております
この『世界こども劇場』が、来年以降もずっと続き、
未来を担う子供たちの感性を育む場であって欲しいと願っています
本当にありがとうございました


by Akiko, Koji, Prudence and Hiro











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